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2010.7.27

第60話 栄町商店街レポートその1

黒田良太
 

ミサワクラスの近くに、身動きが取れない商店街がある。

その商店街の名前は、「栄町商店街」。

「栄町大通り」は、市役所へ北進する一方通行「七日町大通り」に対する、南進する一方通行道。
車通りが激しく、歩く人は少ない。

この「栄町商店街(栄町大通り)」は山形県による道路の拡幅の計画が進み、道路面の建物の取り壊しが決定している。

しかし、その工事の開始がふらついていて、いつまでたっても開始されない。し、いつ開始されるかわからない。


倉庫になっている路面店。

どこもシャッターが降りている。

それに伴ってか、この商店街の路面店はテナントの募集を行っていない。し、建物を倉庫にしか使っていない。

なぜかというと、建物のオーナーさんは、テナントを募集したいが、工事が開始されるとなったら、店子に撤去してもらわなくてはならない。
それじゃあテナント誘致に踏み切れない。


このように「栄町商店街」は、いつ始まるかわからない工事に巻き込まれ、身動きが取れない状況になっている。

僕は今、この商店街の空き物件を利活用したプロジェクトを立ち上げていこうと考えている。

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このブログについて

山形R不動産草創期、2009年から2013年にかけて、当時の東北芸術工科大学の学生たちが山形市内の空き物件を探し、実際に再生していったプロジェクトダイアリー

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