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2012.2.5

第79話 フリーレントプロジェクトのご報告

工藤裕太
 

1月8日・9日・10日と3日間に渡って開催したフリーレントプロジェクト。
今回はそのプロジェクトのご報告です。


山形R不動産×ミサワクラスによる「三日間のお店 机と絵画」

このプロジェクトは、入居者は期間限定・家賃無料で街中の物件を借りられる代わりに、その物件の募集活動を行うという企画。
借り手はタダで物件を借りられて、貸し手はタダで物件の告知をしてもらえる、どちらにとっても嬉しい企画なのです。

プロジェクト第一弾となった今回は、シェアアパート「ミサワクラス」のアーティストたちと協力して、ギャラリーショップを行いました。
場所は山形市本町一丁目、ミサワクラスの一階にある空きテナントです。


ご来場くださったお客様とトーク。

会期中は雪もちらつく中、たくさんのお客様にご来店いただきました。

「見慣れないお店があったから入ってみました。」
「友達から聞きました。」
「Twitterを見て来ました。」

色々なお客様にきて頂き、思わぬところで注目してくださっていたことに驚くと同時に、嬉しく感じました。


千葉さやかさんの木版画作品。

望月梨絵さんによるワークショップ「3分ドローイング」のお客様。

ミサワクラスのアーティストたちによる作品の展示販売に加え、ワークショップも行いました。
お客様方からは大変ご好評だった模様です。
ミサワクラスのみなさん、ご協力ありがとうございました。


夜の店内。

日が落ちると、店内の表情も一変します。
座ってコーヒーを飲みながら、ゆっくり作品を眺めるもよし、会話を楽しむもよし。
閉店時間までゆるりと楽しんで頂けたようです。


片付けの様子。

あっという間の3日間が過ぎ、最終日は撤収。
なんとなく寂しい・・・。
短い間でしたが、店に愛着が湧いていたことに気づきました。


そして元の状態へ・・・。

撤収作業が終ったら、元の空き物件へ。
まるで何事も無かったかのように、物件は元の空きテナントへ戻りました。
しかし、来てくださったお客様には、きっとこの物件の空間とその魅力をお伝えすることができたと思います。

三日間で延べ90人近くのお客様がご来店くださいました。
「多くの方に空き物件を見ていただく」という、ひとつの目的は達成されたと言ってもいいのではないでしょうか。
この物件は現在も空いているので、気になる方は是非ご連絡ください。

フリーレントプロジェクトが浸透していけば、街中の再活性化につながると実感しました。
このプロジェクトは、他の空き物件でも継続していきたいと思います。

今後とも是非、よろしくお願いします。

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このブログについて

山形R不動産草創期、2009年から2013年にかけて、当時の東北芸術工科大学の学生たちが山形市内の空き物件を探し、実際に再生していったプロジェクトダイアリー

著者紹介

黒田良太
鈴木芽久美
山本将史
工藤裕太
佐藤英人
石母田 諭

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