あたたかく、やさしく、ここちよく。

やさしい陽の光が差し込む、あたたかくて、居心地のいいアパート。
そんな住まいが、山形市にあります。

山形の冬は、ちょっと厳しめ。朝起きたら窓が真っ白に凍っていたり、玄関ドアが重たくなっていたり。
「冬を乗り切るには、しっかり暖房を焚くしかない」——そんな風に思っている方も多いかもしれません。

でも、もうひとつの選択肢があるんです。
それが、「エコアパート」という暮らし方。
このアパートが完成したのは2014年。当時はまだ、「断熱性能」や「省エネ住宅」といった言葉が、今ほど当たり前ではなかった時代です。

それでもオーナーさんは「長く愛される建物にしたい」と願い、設計を依頼したのが、コルポ設計の石山さん。独立したばかりだった石山さんは、「住む人の健康を考えた、あたたかい家を増やしたい」という強い想いがありました。

そんな二人の想いがかたちになって、完成したのがこのアパート。
熱損失係数（Q値）1.28。数値で見るとちょっとピンとこないかもしれませんが、実際1年過ごせば分かるはずです。
「この心地よさ、一度味わったらもう戻れないな」って。

そして、このアパート、ただ機能的なだけではありません。
外壁には木材をたっぷりと使用し、山形の豊かな自然に寄り添うようなファサード。
春夏秋冬、景色とともに表情を変えていく様子も魅力のひとつです。

もう一つ、声を大にして伝えたいポイントが。
このお部屋、メゾネットタイプで延床30坪超え。広さだけで言えば一戸建てと変わりません。
「アパートなのに、こんなにゆったり？」と、きっと驚くはずです。

デザインや広さだけじゃなくて、
“冬でも心地よく過ごせる”という、ちょっと贅沢なおまけつき。
このアパート、暮らしてみるとその本当の価値がじわじわと染みてきます。