一通り塗装を終えた部屋を眺めてみると、やはり黒板は存在感がある。
黒板があるだけでこの空間がどこか学校の教室のように思えてきて、次は机を置いてみようかな?なんて思ったりして、次は自作の机でも造ってみることにしました。
壁と柱が白なだけに、黒板が目立ちます。一言で「机」といっても食卓や勉強机など、いろんな種類がありますが、今回造ってみるのは勉強机の方。かっこ良く言えばワークデスクってやつです。
実はワークデスクに関しては、前々からちょっと気になっていたサイトがあり、その名も「鉄脚古材ラボ」というのですが、サイト内にはかなりかっこいい机の写真がたくさん掲載されています。(特に「ラボ」って名前に男心をくすぐられました。)
今回はそのサイトから鉄脚のみを購入させていただき、天板はホームセンターで集成材を購入して机を造ることに。
#11 臨機応変のリノベーション計画でも書いた通り、ヤスリで木目を表した柱を基準に、それより奥をワークスペースにするため、天板はその寸法に合わせて木材をカットしてもらっています。
天板の裏側に鉄脚を取り付ける位置を書き込み
その印に合わせて鉄脚を4本固定すると…
立ちました!かっこいい。
天板はまだ新しいので「鉄脚古材ラボ」の商品のように、経年劣化による味わいはまだありませんがそれでもかっこいい。
しかも机の幅を変えたくなったら鉄脚を取り外して天板をカットし直すだけなので何度でも使い回せます。「気分に応じて家具の形を変えられる」ということは、家具を自分で造るうえでの一つのメリットかもしれません。
(文・写真=石母田 諭)