物件をさがす
特徴で絞り込む
条件で絞り込む
賃料
価格
建物面積
土地面積
エリア
選択してください
その他の条件
< コラムTOPへ
2013.11.18

#17 床って一番大事かも。

石母田 諭(東北芸術工科大学大学院 デザイン工学専攻 環境デザイン領域)
 

「うーん。なんだか落ち着かない。」

新品のフローリングを敷き、壁もペンキ塗装をしたおかげでだいぶ綺麗になった部屋ですが、今度はピカピカになりすぎて落ち着かない。(わがまま)特に新品の白っぽいフローリングは汚してはいけないと思うと、ちょっと気を使ってしまう。


部屋の様子

掃除があまり好きではない僕にとっては、白のフローリングは少しハードルが高い。
だって、ホコリとか目立っちゃうし…。

ならば、最初から汚しちゃおうか。(塗装しちゃおう)
ということで、床は少し暗めの塗装をすることにしました。

塗料は前回デスクを作ったときのものと同じ塗料を使用。
部屋に使う塗料と、家具に使う塗料を同じ物にすることは、材料がもったいない!という理由以上に部屋全体に統一感が出てくるからです。


塗装直後。乾いてくると、もう少し色が落ち着いてきました。

デスクと同じ塗料を使っているので、やっぱり馴染みます。

塗料を塗る前には、色がしっかりと定着するように軽くヤスリがけをしたり、ホコリなどを取り除くために掃除をするなどの下準備は重要。

塗装自体もペンキのようにローラーで塗るのではなく、地道にウエスという布で擦って染み込ませるように塗っていくので結構時間がかかります。
そんなに面積の広くない部屋でも、1人で全部やろうとすると大変なので、友達に手伝ってもらうといいと思います。


作業量によっては上下関係が出来ますが…

完成!

歩いたり、座ったり、寝転んだり。
床は壁や天井以上に体に触れるところ。
空間を構成していくなかで、一番大事な部分かも知れません。

今回塗装をしてみて、床の色が変わるだけで空間の見え方がガラっと変わることが分かりました。塗る前に比べて、少し落ち着いたような印象を持ちます。

ゴロゴロ寝転んじゃうんだろうなぁ…。

(文・写真=石母田 諭)

URLをコピー
< 前の記事 記事一覧 次の記事 >
このブログについて

「改装OK物件」という言葉に惑わされ、無計画なまま勢いで引っ越したのはボロボロの平屋 (良く言えばノスタルジック)。そんな物件に山形R不動産の石母田が実際に住み、自分の手で少しずつリノベーションをしながら暮らしていく。

著者紹介

石母田 諭(いしもた・さとし)
1990年 宮城県石巻市生まれ。2015年 東北芸術工科大学大学院 環境デザイン領域修士課程修了。在学中は山形R不動産の活動に参加。解体予定の空き家に住み、改装しながら暮らす日常の様子を綴った「セルフリノベで暮らす」をプロジェクトブログとして発信。2015年〜株式会社オープン・エーに勤務。

PC版 copyright(c)山形R不動産