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2010.6.7

第56話 数によってでかくなる

黒田良太
 

この前の「お返しパーティー」で、みんなでテニスをした。


キャラクターをミサワクラスのメンバーに見立てたら、案外見た目と合っていた。

もちろんテレビゲームだが、ただのテレビゲームではない


みんなで真剣に観戦してる。

プロジェクターを使ってやってるのだ。

贅沢だと思うかもしれないが、それはしょうがない。
人数が多いから、小さなテレビでは全員見れない。
こじんまりしすぎて盛り上がらない。

だからみんなで楽しむには、でかくなくてはいけない。

テレビだけではない、コーヒーを入れるドリッパーも、鍋も、お皿もだ。

核家族が増えて、一人暮らしが増えて、何もかも小さくなってしまった。
でもミサワクラスは違う。みんなで暮らしている。
もともと一人暮らしだった人たちの集まりだったから、持ち合わせた家財道具が小さく、数が多くてかさばって困ったこともあった。

普通に考えれば、そうかもしれないが、人が集まると、なんでも大きくなっていかなくてはいけない。

ミサワクラスの場合だけでなく、結婚した時も、そうなるから結構な問題だと思う。

どんな道具でも、小さい物が集まると、大きなものに出来るようになっていればいいのに。
皿とかテーブルとかが、そうなってるといいのに。

と最近よく考えるようになった。

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このブログについて

山形R不動産草創期、2009年から2013年にかけて、当時の東北芸術工科大学の学生たちが山形市内の空き物件を探し、実際に再生していったプロジェクトダイアリー

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