第2話 Born to be wild水戸靖宏(千歳不動産株式会社) 2011年6月某日 ![]() 早朝5:00 まだ明けきらぬ農園。もうすぐ日の出です。 のっけからテンション高くてすみません。 ですが、早朝5時から始まる作業、無理にでも自分を上げていかないと、とてもやっていけないもので。 ![]() 営農マシーン1号。真っ赤なオープンカーの「SS」(スピードスプレヤー) 通称「消毒」って言っていますが、正確には農薬の防除散布です。実は、私の記念すべき「就農デビュー戦」はこれ。父の死後4日目、葬儀の翌々日でした。 ![]() 農薬調合所前。こんな感じで 真っ赤なイモムシたちが大集合。(SSはなぜか、どのメーカーのも赤い) 開花期以降、結実して果実が成長する夏期までは、サクランボ、リンゴ、ラフランスなど種類ごと、ほぼ週1回のペースで「消毒」を行います。 ![]() そして夜明けとともに一斉に消毒開始! 太陽が昇れば消毒の中に 「虹」を見せてくれます。 〔農業ひとくちメモ〕 農薬について・・・農薬っていうと、なんか「毒」っぽいイメージで、有機栽培じゃないのか! って思われる方もいるでしょうが、周囲が全部果樹園になっているような大規模農業地域では、現実的には有機栽培なんてありえません。自分だけが無農薬で有機栽培しようとしても、果樹の病気や害虫を発生させる原因になって周囲には迷惑なだけ。ただ、今の農薬は昔と違って厳しい安全基準に沿って製造、使用されていますので、食べたら健康に影響を及ぼすようなものはほとんどありません。水戸農園の果物ファンの方、ご安心下さい。 ![]() 「賃貸リンゴ園」 所在:山形県天童市/面積:約1ha/品種:ふじ、昂林/賃料:応談 (詳細はお問合せ下さい) やはり、兼業農家の私には専業だった父と同じ面積ではとても無理。ということで、当家のリンゴ園の約半分を作っていただける農家の方を募集しています。が、農地法その他の規制により、誰でもOK というわけにはいかないようです。春~現在までの管理はできています。10月から11月にはさっそく収穫できますので、今年の分はかなりお得です。詳しくは「水戸農園」までお問い合わせください。 |
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