去年実施したリノベーションプロジェクト。
引き続き今年もプリマヴェーラの一室をリノベーションすることになりました!
(前回の記事はこちら→第75話 新しいプロジェクト 第76話 オープンハウスの報告)
山形市内のマンション、プリマヴェーラの外観まずは山形R不動産のメンバーが各々考えてきたプランをオーナーさんにプレゼン。
8帖ワンルームというありふれた間取りのリノベーションプランでも、たくさんのプランが出てくる出てくる...。
個人個人がこれまでのアパートには無かった特徴をもったプランを提案し、そのなかで今回採用されたプランは前回リノベーションをした部屋ともまったく違うプランとなりました。
今回選ばれたプランのコンセプトは「縦型ワンルーム」
キッチンとリビングの間にあった壁を撤去することで、これまで横に2分割という構成で使われていた部屋を、縦に2分割した部屋にしようというアイディア。
オーナーさんや山形R不動産のメンバーも完成が待ち遠しい様子です。
この壁が空間を分断してしまっているのでは?という考えから生まれたプラン。ところが今回のプロジェクト、なにより時間がないんです。
なぜかというと、3月に引越しをする人が沢山いるため、オーナーさんにとってはかき入れ時。この物件を多くの方に紹介するためには、遅くても3月中旬には完成していたいところ。
しかしこのプロジェクトが始まったのは1月で、プレゼンをおこなったのが2月中旬。
時間がない...
約1ヶ月で詳細を決め、見積もりをだし、工事を終わらせなければいけません。
さっそく業者さんと現場で打ち合わせ。
「この壁を撤去したいんですけど...」と伝えると、あっさりと「大丈夫ですよ」と言われ、他の提案も実現可能なことと、不可能なことをプロの方に丁寧に説明をしてもらい、大変勉強になりました。
初めての現場打ち合わせが、思っていたより楽しいものだったのでホっとしたのか、帰り際に「壁撤去できそうでよかったー」「うん、順調だね」なんて楽観的な会話も。
しかし数日後に見積もりを出してもらうと明らかな予算オーバー...
縦へのラインを強調する机やフローリングが思っていた以上に金額がかかりそう。
もちろん予算内に収めることができなければ工事をすることもできないので、そこから大急ぎで見積を見直し、当初のプランに近いイメージ・素材感を保ちながら 、少しでもコストを下げられる箇所がないかを何度も入念にチェック。
見積もりが出ては検討、というのを3回ほど繰り返し、両者が納得できる案を見つけ、やっと工事が始まることになりました。
見積もりの段階にだいぶ時間をかけてしまったので、「期限までに工事が終わるのか?」と心配していましたが、そこからのスピードはものすごく速い。
8帖ワンルームという規模だということもありますが、毎日どんどんと部屋の表情が変わっていくことに驚きながら、工事は1週間ほどであっという間に終わりました。
壁を撤去しただけでこれだけの開放感がでるんですね。
職人さんの技により、部屋がきれいに生まれ変わっていきます。
テレビ東京さん、YBC山形放送さんの取材なども入りました。
2つの床素材により多様な使い方ができそう。典型的なワンルームに、ちょっとしたアイディアと費用を加えてるだけで、これだけのバリューアップ原状回復ができるんです。
もっともっとこんな部屋が増えていけばいいですね。
これからもリノベーションプロジェクトは継続していく予定です。
山形市内に空き物件をお持ちのオーナーさんがいれば、ぜひ山形R不動産にご相談ください。
よろしくお願いいたします!